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棉花娃娃 私生編②

こんにちは、まうむです。

皆様いかがお過ごしですか?最近は私生ちゃんを生み出す人や興味を持ってくださっている方も増えて、イベントも増えて、界隈が盛り上がっていて、私のぬい生活も充実してきました( ´͈ ᵕ `͈ )

前回は私生編と称して私生製作までの流れを残しました。前回同様、思っていた以上に皆様に読んで頂けており、更にはこの数ヶ月の間に日本のぬい界隈がポンポンと賑わうタイミングが何度かあり、その度に読んで下さっている方がいて、あのときの自分と同じ状況の人のあと1歩をひと押しできてるのかな〜とニコニコしておりました☺️

棉花娃娃 私生編 - GramphoneRecord

⇡前回の私生の記事⇡

今回は前回のブログを読み返して足りないと感じたことを更に書いていこうと思います。前回は私がよくお世話になっている工場さんの流れをメインに説明していたのですが、フォームがある工場さんって意外と少なくて、ブログを公開してからいろんな方が「フォームあるとこ少ないんじゃ…?」と仰っていましたが、当時の私は「そうなのかな〜?」と呑気に考えていました。そして前回のブログから数ヶ月、他の工場で私生を依頼していくうちに指示書の大切さが身に染みて感じました。これは主に半年前の私に伝えたい……皆さん、指示書はちゃんと書きましょう…!ということで、まずは指示書の書き方についてです。

 


指示書の書き方

工場によってはテンプレートもありますが、最低限これ書いてあれば良いのかな〜という私の経験から見た内容です⇣


【最低限書く内容ᝰ✍︎】

ぬいのサイズ→ 例︰5/10/15/20/25/30/40/60/其他

ぬいの体型→例︰正常体/胖胖体/特殊体/海星体/福瑞体/其他

手のひらの向き→前/下

骨→有無

髪の毛に使う布の種類

※サイズと体型は取り扱っているかを先に確認しましょう※

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【✐☡ 付いていれば書く内容ᝰ✍︎】

獣耳→固定/ゴム着脱/磁石着脱

尻尾→固定/磁石着脱

角→固定/ゴム着脱/磁石着脱

アホ毛、立体前髪→有無(輪郭から飛び出している毛のパーツは全て)

※獣耳の磁石は取り扱っているかを先に確認しましょう※

※立体前髪は作れるかどうかも先に確認しましょう※

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【✐☡ 希望があれば書く内容ᝰ✍︎】

肌の色 (こういうのが良いという色があれば書くと吉)

人耳(要らないときは書くと吉)

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【✐☡ やり取りで伝えてたら要らない内容ᝰ✍︎】

依頼内容→私生/成团

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【✐☡ 指示書に載せる画像🖼】

刺繍部分の拡大図→顔/手足/胸腹/頭/背中/耳

刺繍で使う色→○で塗って並べておくと伝わりやすい

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【✐☡ あると親切(?)な画像🖼】

使用してほしい布の画像→「普毛1号」のように布の種類と番号も書いておくと親切(主に耳や尻尾など)

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【説明文を書くときのポイント】

・説明しにくいけどどうしても伝えたい内容は図解を入れる。

・指示書の説明文は端的な文章だと翻訳したときに変な文章にならず、明確に伝わります。

・翻訳機にかけるときには、日本語を中国語にして、出てきた中国語を日本語に戻すとより伝わります。(翻訳アプリ2つくらい使うとより◎)

 

 

デザインの注意点

前回は素体があるよ〜コミッションもあるよ〜くらいの内容だったのですが、今回は団体依頼を経験し感じたことをもとに書いていきます。

初めて工場に依頼します!という初心者さんがやってしまいがちなことと言えば、とにかく自分の欲しい要素を詰め込んだ高級宝箱のような図案を作ることです。

【造形(髪型や角の形)】

造形複雑だと再現しきれないことがあります。まずは自分の中で組み立てができる造形を心掛けましょう。また、自分の中で組み立てができても説明ができるかも重要です。大前提として、伝える相手は言語が違います。以上のことから、最初は説明がしやすい(または説明が不要な)髪型や角がオススメです。

【刺繍】

ぬいちゃんの体をよく観察しましょう。繋ぎ目をよく見るとここに刺繍は入れられないというのが理解できると思います。また、細かい刺繍は20cm以上なら叶えやすいことが多いですが、15cm10cm5cmとなると刺繍する対象が小さい分、これはできないよ〜と返されてしまうことや工場が頑張ってくれたけど理想とは遠かった…なんてことがあります。まずは簡略化できるデザインにしておくことも重要かなと私個人は思っています。また、これは工場選びの条件としても重要ですが、細かい刺繍を叶えてくれる工場もあります。工場のXやweiboのメディア欄をみてここならここまでやってくれそう…!という工場を探すのも手です✨

 


工場の選び方

工場選びはどこを優先するかで決めましょう。完成までの期間?口コミの多さ?評判の高さ?完成度の高さ?刺繍の細かさ?体型の豊富さ?レスの速さ?いろんな点で比較をして自分にあった工場を見つけましょう!

比較をせずに依頼をするとどうなるか……「工場に図案の時点でここでは出来ないと断りを入れられる」「工場が頑張ってくれても理想の形と違くて修正費が嵩む」「工場が頑張ってくれても理想の形にならなくて自分の中で工場に対する印象が変わってしまう」など、あまり良いことはありませんね……でも工場自体の調べ方も何もわからないよ〜って方も多いと思います。そんな方は以下のように調べるのもオススメです。

【🔍調べ方①】

#綿人形 #棉花娃娃 #cottondoll などで調べてみると工場らしきアカウントがいくつか出てきます。そしたら、そのアカウント名で検索してみて、他の人が「作りました〜」などツイートしていたら確実に工場アカウントです。

【🔍調べ方②】

あとはぬいを作ってる人のプロフィールの右上に🔍マークがあるので、ここから「工場」と検索するとツイートしていたりします。

【🔍調べ方③】

Twitterで工場のアカウントをリスト機能でまとめてくださっている方もいるので参考に覗くのもおすすめです。

また、実物が手元にないのに比較の仕方ってどうすれば良いの?って方もいらっしゃると思います。そんな方は以下のように比較してみるのはいかがでしょうか。

【📊比較の仕方①】

工場のXやweiboのメディア欄を見て、お目当てのサイズや体型を探したり、刺繍ここならここまでやってくれそう…!という工場を選ぶ。

【📊比較の仕方②】

いくつかの工場に見積もりを出してもらって、返事の速さや返事の丁寧さ、値段など、自分が重視する点で選ぶ。

【📊比較の仕方③】

TLの口コミ。すでにいろんな方と繋がっている人はこれが一番早くて安定な気がします。

沼に入ったばかりのときはTwitter上ではたまに絵文字で表現されていたりして、どこの工場のことなんだろう…となりますよね。人やタイミングによって工場との相性があったり、一時期は工場が突然消息を絶つこともあったので、必ずしもここ絶対良いオススメ!と言える訳ではなかったので、アイコンや名前をもじって表現していました。🐇、🌾、🍊、💎、🫧、🌱、🐼etc……並べると可愛いですね。最近は、安定的な工場が多く、工場の名前で検索すると「〇〇工場さんで作ってもらいました!」「〇〇さんで生まれたぬいちゃんです」「〇〇工場さんはこういう点が良いよ」などのツイートが出てきたり、工場さんのアカウントのメディア欄に見覚えのあるぬいちゃんがいたりします。

 

 

最終的にはデザインやタイミングによって工場との相性はぜっっっったいにあります。また、海外とのやり取りなので、完成したときに自分の伝えたいことがあまり上手に伝わらなかった…ということは誰しもあると思います。その反省を活かして次の依頼をすると、前回よりも伝わったりするので、工場依頼は経験値も必要かと思います。(私も最初は言いたいことを伝わる言い回しにすることができず、追加修正費を出しましたが、今は無料修正の1回に収まるくらいにはなりました。大丈夫、なんとかなります。)


他にも疑問に思う点がありましたらコメントやXのDM等に残していただけると嬉しいです。私が知っている限りの知識でお教えできることは、お答えしたいと思います(* .ˬ.)⁾⁾

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!前回から半年経って、このように文字にしてみると自分の経験値も少しは上がった気がします。前回も最後にお話した通りやはり工場依頼はかなりハードルが高いと思いますが、高いだけあって必ずと言って良いほど満足できるぬいちゃんが待っています…!そして最近は団体依頼という他の人の手本を見れるチャンスもあります。ぜひ、これを機に工場依頼デビューをしてみてはいかがでしょうか- ̗̀(⌯'ᵕ'⌯) ̖́-

それではまたお会いしましょう|  ᐕ)ノ

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コミッション依頼してデザインを描いてもらった私生ちゃんたち

棉花娃娃 私生編

こんにちは、まうむです。

前回は入門編と称して今までの備忘録のような内容でした。思っていた以上に皆様に読んで頂けて、密かに日本のぬい界隈にも更に賑わうことを期待している今日この頃です。皆さんはいかがお過ごしですか?

今回は私が経験したことや知っている限りの知識をもとに私生作成について書いていこうと思います。私も最初は分からないことが多く、TLでの情報がほとんどでしたが、「いずれは今の自分と同じ状況の人のあと1歩をひと押しできたら…!」という思いで私生を依頼するのをサポートするという企画をしていたはちや様(@hachi_nui)に助けてもらったことにより、無事に私生沼に落ちました。

無属性より自分が考えたぬいちゃんがほしい!無属性を集めてきたけどそろそろ私生にも手を出したい!だけど方法わからない……と思っている方、最近私生ってよく見るけど何のこと?と思ってる方も少なくないのではないでしょうか。そんな方は是非、このブログを読んであわよくば興味を持って(更には私生を爆誕させて)もらえると嬉しいです。

 

そもそも私生とは?

私個人の解釈ですが、私生とは自分のデザインで工場に依頼して作ったぬいちゃんこと、世界に一体のぬいちゃんということだと捉えています。(中には少数で複製している方もいます。)(自作と私生の違いは自分で縫ったか工場に依頼して作ったか、です!)

 

デザイン

今回私は自分で描いたデザインの子が欲しくて、初めてデジタルでデザインを描きました。素体(何も書き込んでいない輪郭だけのぬいちゃん)は無料配布されている方のテンプレートもありますが、自分で描くのもアリだと思いました。また、好きな絵柄の人がぬいデザインのコミッションを募集している場合、お金を払ってオーダーすることもできます。(現在私が工場に依頼しているぬいちゃんも1体だけコミッションでオーダーした子がいます)(ここで言うコミッションとは有料でデザインの依頼をすることです。)

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自分で描いて工場に送ったデザイン(低画質で困った)

 

指示書

Q.そもそも指示書って何?

A.工場に詳しく要望を伝えるための図解です。

Q.それって必須?

A.無くてもOK。一応、満足する完成品になります。

今回私は指示書なしで依頼しましたが問題なく完成しました。しかし認識の誤差などが生まれるため少し苦戦しました。工場によって修正回数が設けられているため、指示書があるとより詳しく伝えることができ、修正回数も抑えられると思います。もし指示書があれば事前準備としてはとても最高な状態だと思います。(追記:やり取りは基本中国語です。)

→追記:あったほうが良い という意見もあります。理由としては、無料修正があっても工場側の手間を考えた際もかかり、修正後も完成まで自分が待つ事になるので初めから懸念点は先に消す方が良いということでした。

結論:あった方が良い

 

工場

棉花娃娃を作成している工場は中国にあります。そしてその工場の多くはかなり親切な対応と価格で提供しているだけあって、最近は工場に私生のオーダーが増え完成まで時間を要することも増えました。工場選びはどこを優先するかで決めましょう。完成までの期間?口コミの多さ?評判の高さ?完成度の高さ?刺繍の細かさ?いろんな点で比較をして自分にあった工場を見つけましょう!

 

価格

工場やそのときにやっているキャンペーンなどにもよりますが、私が依頼した際は安いときはキャンペーンもしており500元、高いときはキャンペーン無しで750元でした。1体につき1万ちょっとかかるくらいですかね。

 

手順

では制作についての具体的な手順を紹介します。

1.工場を選択

私はTLで周囲の人が利用していた工場の中から選びました。最近はTwitterで工場のアカウントをリスト機能でまとめてくださっている方もいるので参考に覗くのもおすすめです。また、沼に入ったばかりのときはTwitter上では絵文字で表現されていたりして、どこの工場のことなんだろう…となりますよね。デリケートな界隈なのでアイコンや名前をもじって表現しています。🐇、🌾、🍊、💎、🫧、🌈、etc……並べると可愛いですね。私は絵文字で表現する🐇工場さんに依頼しました。

2.声をかけて見積もりを依頼

工場によってはWeChatを必要とする工場もありますが、大体はTwitterでも窓口があるので今回はDMを送りました。声の掛け方は人それぞれですが、私は「こんにちは。私の知り合いの間で貴方の工場の評判が良かったので気になっています。私も〇〇cmのぬいぐるみ製作を依頼しても良いですか?」(ニュアンス)と中国語で聞いています。すると、「良いよ〜デザイン送ってくれたら見積もりするよ」(中国語)とお返事が来るので、デザイン画や指示書を提示します。

3.支払い

支払いは代行業者さんにお願いしました。様々な代行業者さんがいますが、大体の場合は支払い方法が選べるので確認しましょう。また、支払いが終わり次第、支払い完了の連絡も忘れずに。

4.フォームに記入

支払い完了の連絡をすると、「ありがとう!じゃあこのフォーム入力よろしく〜」とQRコードが届きます。フォームでは布の選択、骨の有無、尻尾の有無、耳はゴム?固定?など様々な質問に答えていきます。これが意外と難しいです。文章で答える部分は翻訳機を使いながらなので、簡単な言葉で簡潔に、何度も確認した説明文にしていきましょう。なかなかの金額を払わないと作れませんので、妥協は禁物です。伝わるまで確認しましょう。フォームの入力が終わったら終わったよ〜と連絡を入れることもお忘れなく。(やり取りは全部中国語です。)

5.刺繍データ

一番最初の進展連絡は刺繍データです。こちらが提示したデザインを元にデジタル絵にして確認してくれます。こんな感じ〜と画像が送られてくるので、細かいところまで確認して、修正して欲しい点をそのアカウントが使っている言語で「〇〇の部分を△△を□□してください」ととにかく細かく伝えましょう。修正回数は工場によって違うようなので事前に確認することも必要ですね。修正点がないと感じたら、工場をべた褒めして刺繍に入ってもらいましょう。気持ちの問題かもしれませんが、円滑なコミュニケーションはこういうとこの会話から変わっていくと思うので、褒めて話を進めましょう。私生を注文していると、文を完結にまとめながら伝えるのって語彙力がないと難しいな…と日々痛感しています……(追記:やり取りは全部中国語です。)

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修正してもらうときに送った指示画像

6.皮面確認

刺繍が終わると、できたよ〜これで良いですか?と写真を送ってくれます。言葉で伝えるには限界がありますので、気になるところに直接こうしてくださいと要望を書くと伝わりやすいです。


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修正してもらうときに送った指示画像

私が一番大切だと感じたことは色味です。大体は室内での撮影ですが、自然光で見せてくださいと依頼すると写真も撮り直してくれるので提案してみるのも良いと思います🙆修正なしであれば、かわいい💕そのまま組み立ててください!などの内容を送りましょう。(追記:やり取りは全部中国語です。)

7.立体化

顔が完成した!と安心するのも束の間。立体になると雰囲気が変わる子もいます。私の依頼している子がまさにそうでした。また、顔だけでなく、耳や角、尻尾の形や色、位置なども同様に思った通りではない場合もあります。自分が理想としている形を忘れずに完成していく子をよく観察しましょう。理想の形になったら、ここでも感謝の気持ちと共に工場をべた褒めしましょう。(やり取りは全部中国語です。)完成は自分で決めるので、これで完成!と感じたら、工場に完成だということと感謝を伝え、転送代行さんの元へ送ってもらいます。

8.転送依頼

ぬいちゃんが完成したら次は自分の手元にお迎えする手続きです。転送も代行業者さんを利用しました。

私は初めての依頼で完成したあと、工場から「転送はどこにしますか?」などと案内されるのかと思っていたので一週間以上待っていました……待てど暮らせど連絡は来ず、何かおかしいな…?と思い、経験者に確認してやっと知ることができました。

完成したら必ず自ら「ここに送ってください〜」と依頼しましょう!

①代行業者さんに転送を依頼し、住所をもらう。

私は「工場から荷物を転送したいから住所教えてください」と伝えました!

②その住所に工場からぬいちゃんを送ってもらう。

ここに送ってください〜と代行業者さんにもらった住所を提示。このとき宛名が自分であることをしっかり確認してください。

③工場から送ったよ〜と控えの写真が届くので、そこに書いてある追跡番号を代行業者さんに提示しておく。

④数日後届きましたか?と確認の連絡を取る。

中国は広いですが国内配送なので3日後くらいに連絡で問題ないと思います。

⑤金額を確認し支払いが完了次第送ってもらう。

重量によって金額が変わります。私の場合はぬいちゃん2体で0.47kgで68元でした。

 

ありそうな疑問点

日本語で対応してくれる工場ってある?

あります!Twitterの様子を見ていると分かりますが、日本語ツイートしてる工場さんがいます!すぐに見つかるので探そう!

WeChatって必須?

無くても全然依頼できます。私は今まで3つの工場に依頼しましたが、2つはTwitterだけでやり取りしてます。

布見本ってどこで見てるの?

Twitterで見本の写真ごと載せている工場さんもいれば、フォームに入力する際に写真が出てきてここから選んでね〜ってしている工場さんもいます。

値切りってできる?

私が見た中でも値切りしてる人はいなかったと思います…なので値切りは難しいと思います。値切りというより、「一度に2デザイン注文で〇〇元引き」のような形ならあります。安くない買い物なのでしっかり考えてから注文しましょう……(一度に2デザイン依頼してしまう自分に言い聞かせています)

催促ってどこまでしていいの?

私も探り探りですが、週1回くらいは連絡欲しいので「調子どう?今週進展ありそう?」と聞いています。しかし祝日があったり連休があったりするので、こまめに確認できると良いでしょう。TLを見ていると工場の状態もわかるので、「あれ?連絡つかないな?」ってときにはTLで同じ工場に依頼している方を見て様子を見ましょう。今は私生ラッシュだと思うので生産ラインがパンクしている工場もあります。私が依頼しているパンクしている工場からの返信の決まり文句は「明日立ち上がる」が多いです。(この場合私も事情は気がついているので「そっか!明日楽しみに待ってる!」としか返せないです……返事の正解が知りたい……)

更に修正したいときはどうすれば良いの?

私は顔を作るまでに修正を2回してもらった後、立体になった際も修正が必要だと感じたので追加修正代を課金しました。私が依頼した工場は無料修正1回、その後の修正1回につき100元でした。無料修正の有無は工場によって違うので依頼する前に聞いてみましょう。

 

他にも疑問に思う点がありましたらコメント等に残していただけると嬉しいです。私が知っている限りの知識でお教えできることは、お答えしたいと思います💪₍ᐢ‥ᐢ₎ 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!私生ちゃんを生み出すにはやはりかなりハードルが高いと思います。ただ、ハードルが高いには理由もあるし、高いだけあって必ずと言って良いほど満足できるぬいちゃんが待っています…!(そして依頼後は中毒症状のようにまた頼みたいとジャンキーな気持ちになってしまいます……)次は自作ぬい作成についてブログに残す予定です。海外の買い物にまだハードルを感じる人は、最近材料が手に入りやすくなっている自作ぬいから手を付けるのもアリだと思います🪡🧵

それではまたお会いしましょう( ᎑ ᎑)ノ⁾⁾


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出来上がった私生ちゃんの画像

棉花娃娃 入門編

はじめまして、こんにちは、まうむです。

最近は毎日のように暑さが更新され、私は朝から口を開くたびに暑いしか出てこなくなってしまいました。言葉にするとより暑さを意識してしまうためあまり言わない方が良いとわかっていても、出てきてしまうのは仕方がないですよね……

暑い中お仕事や学校、部活に励まれる方は十分に水分補給や休息をとって体に気をつけてお過ごしください。

 

さて、本題に入りますが、みなさんは棉花娃娃をご存知ですか?

棉花娃娃とは、中国語で直訳すると綿人形。中国や韓国、台湾などを中心に生まれたぬいぐるみのことです。中国から始まったこの文化はとても複雑で、気をつけなければならないことや他国発祥の文化のためその国の歴史を知る必要もあります。

 

私は2023年の始めに棉花娃娃という癒しの存在と出会い、一気に12体のぬいぐるみをお迎えして大所帯からこの生活は始まりました。そこからちまちまとあたらしいぬいちゃんをお迎えしたり、自分で材料を揃えて作ったり、服も揃えたり……ぬいちゃん沼にハマってあっという間に半年以上が経過していました。

 

そこで、今まで8ヶ月間のタオバオ再活用したり、代行文化を知ったり、論について知ったり、私生に手を出したりと言った、この沼に来てからのことを記録に残して、あわよくば他の方の参考になればと思いこの記事を書くに至りました。

 

タオバオの再活用と初めての代行利用

元々タオバオに関しては界隈に落ちる前から主に雑貨や食器を買うために利用していたため、登録などは特にありませんでしたが、日本に輸送できないというショップからの買い物はしたことがありませんでした。ここで初めて転送代行を依頼しました。

この界隈において代行とは大まかに支払い代行、転送代行があると思います。また、GO(Group order)というものもありますが、こちらは別の項目でお話しします。

 

タオバオだけで取引する場合〉

私はぬいちゃんを購入する際は官方集运という倉庫を使用しています。これはタオバオが日本に転送する際に使ってくれる倉庫です。20日間保管ができ、購入した他の店の商品が倉庫に揃ったら期間内にまとめて、総重量に合わせた転送費を支払い、転送してもらいます。遅延がなければ大体転送依頼してから1週間程で届きます。

いろいろ不安がある方は、まず住所(收货地址ってボタン)と支払い方法(支付中心ってボタン)を登録!

商品を購入→数日後🚚运输中の商品をタップすると「合并转运」=「まとめて送るよ〜」みたいなボタンが出る→全て選択したらスクロールして下に転送費用JPY〜円みたいのが出る→払うボタンっぽいやつを押すと支払いが完了→海なり空なりを超えて1週間後には荷物が届きます。

 

タオバオと代行業者を使う場合〉

ショップによっては稀に日本には直接送れないため購入不可という商品もあります。私はこの商品があったとき必ずと言って良いほど諦めていました。転送だけでも代行って難しそう…お金かかるのかな……と思い、代行使うほどではないと自分に言い聞かせていたのです。

しかし!先月初めてぬい界隈の方と遊んだ際、オススメしてくださったドレスのショップがとっっっても可愛くて、今しかないと一大決心して転送代行を利用しました。正直な感想、依頼が簡単、届くのも早い……転送依頼して3日ほどで届きました。

大まかな流れは、代行業者にLINEで転送依頼をしたいということを伝える→ここに送ってください〜と倉庫の住所が来るので收货地址に追加登録→商品が購入可能になり購入→発送されたら追跡番号を代行業者に伝える→数日後届いたか確認→届いたことを確認できたら発送してもらう→転送費を確認し支払う→届く

代行業者さんが優しい対応をしてくれるので不安がある際は何でも直接聞くべきだと思いました。

 

G.Oに参加

今までいた界隈でもG.Oというものは存在していましたが、参加はしたことがなく、ややこしそう…と代行同様避けていました。しかし、ぬいちゃん沼に浸かっていくごとに、新しく生まれるぬいちゃんをリアルタイムで見ているとお迎えしたくて、したくて……欲に負けて参加しました。

覚悟を決めてフォームにアクセス!すると、やることはフォーム入力と入金だけ。入金案内が来るまでそわそわしましたが、入金が終わると安心感と期待感で満ち溢れていました。しかし、今までタオバオでお迎えしていたぬいちゃんたちがすぐに手元に届いていた私にとって、これから工場で量産され取りまとめている方から配送されるまでが数ヶ月かかるという点がまたそわそわを生み、誤魔化すためか、またタオバオで気になっていたぬいちゃんを買ってしまうという良くないループを生み出してしまいました……( ;ᵕ; )

話は逸れましたが、今後ぬいちゃんが完成され2次入金を支払うとうちに届く予定です。私は浮気はせず、素直にぬいちゃんの服を用意して待ちます。

 

その他入手方法

タオバオとGOについて書きましたが、欲しいぬいちゃんのGOが無い…もう販売は終わってた…なんてこともあるでしょう。そんなとき、いくつか方法があります。

Twitterで探す〉

まずはTwitterで #無ぬい譲渡 で探してみましょう。Twitterならきっとハードルは低いはず…!国内でのやり取りになるので少し安心して出来る気がします。(主観です。)本体価格+送料でお譲りしてくださる方が多いイメージです。譲る側としても相手がぬいちゃんを可愛がってくれてるのが見えると安心しますよね。

〈メルカリで探す〉

Twitterでも見つからないときにハードルを上げずに国内で探したいというときは、メルカリも候補に入れることも検討して良いかもしれません。適正価格は、本体価格が2〜3000円くらい、輸入した際の手数料や国内送料も加味して高くても5〜6000円あたりだと思います。

⚠当たり前のお話になってしまいますが、悪質な高額転売は禁止されている問題行為です。今後その作者だけならず棉花娃娃自体の購入が難しくなりますので、注意しましょう⚠

〈海外の方とTwitterで〉

海外の方とのやり取りが不安だと思う方は翻訳アプリをどんどん活用しましょう。丁寧な取引にするためにも2回くらい翻訳して文面がおかしくないか確認はしましょう。相手は単語だけでも汲み取ってくれます!

注意点としては、日本の方で譲渡するツイートに書いてくれている方もいますが、「いいね=購入意思、取引確定」というぬい界隈の共通認識があります。買いたい!(気持ちだけ)の場合はいいねせず、リツイートやブックマークしていつでも見返せるようにしておくことをおすすめします。

〈海外のアプリで譲渡を探す〉

しかし当たり前ですが人気なぬいちゃんは出回りが少ないです…では国外から探してみましょう。

闲鱼→中国のメルカリのようなアプリ

폰더(Fondee)→個人通販アプリ

윗치폼(WitchForm)→個人通販アプリ

自分で凸るのもできますが、不安な方は代行業者さんを利用しましょう。お譲りしてくださる方も海外に送るには手間がかかります。お互いストレスの少ない気持ちが良い取引にするためにも、譲る側の国内でまとめてくれる代行業者さんに支払い代行や転送をしてもらいましょう。

 

論について

まずは自分で一つの中国と調べ、そのあとに下記のサイトを見ることをおすすめします。論についてはここで説明するより詳しく書かれているサイトをご紹介します。↓

論ぬい・論服情報 Wiki*

論ぬいとは
論争ぬい の略で、購入時に売主が特定の政治的思想の同意を要求している ぬいぐるみを指します。

 

国際問題が関わってくると難しいと感じてしまいがちですが、1つ頭に入れておくだけで違うと思います。こちらも合わせて目を通しておくとより詳しくわかるかなと思います。↓

論ぬい・思想ぬいについて|🧸𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬🧸

 

センシティブな内容なので、Twitterでこの話題になっていた際はこの界隈の方のツイートが海外の方からの反応もあり、SNSは世界に発信しているという認識を改めて感じました。

ぬいは事前に調べてからよく考えてお迎えすることが一番の安全策ですね。

(しかし、もしかしたら論だとは知らずにお迎えしてしまったということもあるかもしれません…その際はぬいには罪はないと思いますが、こんな背景があるということだけ頭の片隅において、自分だけまたは身内だけで可愛がるというのが一番なのかなと私は思っています…これは私の考えです。)

 

ruaもやってみよう!

ruaとはぬいちゃんをマッサージすることです。マッサージは、ぬいちゃんの中の綿を動かしながら理想の顔の形や体にしていくことが目的です。ruaをするのとしないとでは全く雰囲気が変わり、輪郭や顔付きが理想の形に近付きます。

 

①頭を丸くする。(後頭部丸いと可愛い)

→縦横にお顔を挟んで潰す。

②前方から見たとき顎下の縫い目を隠す。(輪郭作り)

→お顔を両手で包んで顎下に入れた親指を押し上げる。体を抑え、頭を掴んで下方向に押し込む。

③理想的な頬のラインを作る。

→顎下や頬を摘んだり押したりして好きな形にする。目を潰しても頬に立体感が出る。

個人的には綿がギッチギチに詰まっている子に関しては特に机に押し付けたり体重かけたりもしたりします。

 

可愛いお顔に強い力を込めるなんて…と躊躇してしまうかもしれませんが、私は更に可愛くなって欲しいので、強い愛を込めてお顔をマッサージします🫶

 

ぬいちゃんのメイクについて

ぬいちゃんの写真を見ていると頬が染まっていたり、口元にも薄っすら血色感があったり、目元も人間のようにメイクしている子も中にはいたりしますよね。ぬいちゃんもメイクはできます💪₍ᐢ‥ᐢ₎ 

しかし、人間用のコスメには多少油分が含まれており、繰り返し使うことでぬいちゃんのお肌(布地)が荒れてしまう可能性もあります。

オススメはドールなどでも使われているタミヤウェザリングマスターです。3色パレットのパウダーチークのようなもので、白や灰色などの異色肌にも合わせやすいカラーリングが揃っています。私のもとには異色肌の子がいないのでタオバオの棉花娃娃の取り扱い店にあるぬい専用チーク(単色)を2色購入し使用しています。いずれも油分がなく、ぬいちゃんのお肌を傷付けることなく使用できますが、持続力はそこまでなく、擦ると落ちます。また最近では油分が含まれていないキャンドゥのチークも評判が高く注目されています。

とは言えど、自分と同じチークつけちゃった…ダメだったかな……と心配する必要もあまりないと思います。私個人の意見ですが、基本パウダータイプなら油分は少ないし、チークをつける頻度ってそこまで多くないと思う……あと何事も自己責任。

 

私生を作ってみた!

これに関しては私も初めは雰囲気でしか理解をしていませんでしたが、ある程度の知識を得ると周りも教えてくれたので私生界隈に飛び込むことができました。詳しく書くと長くなるので次の記事で取り上げます!

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!自分でもここまでこの沼にのめり込むと思っていなかったので棉花娃娃の沼は深いと改めて感じました。少しでも複雑なこの界隈への入門の手助けになれたら嬉しいです。また私生ちゃん誕生話もブログに残す予定なので、合わせて読んでいただけたら嬉しいです🚰·̫🚰